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| ●ALPS電気のプリンタ撤退に思うこと |
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一部に根強い人気のあるALPS電気のプリンタMDシリーズが同社により年内で販売打ち切りと発表になった。一部のサプライ品はオンライン上で今後も販売が継続されるようだが、実質的な撤退であることは確かだ。もちろんOKI電気へのOEM供給という道はあるものの、メーカー自体がハードウェアの供給を止めてしまうことは、既存のユーザーにとっても精神的な動揺は拭えないはずだ。もともと同社の製品の初期のデザインワークの一部に関わっていた私にとっては、愛着もまた違ったものになっている。実際我が家には3台のMDプリンタが今も駆動している。思うにALPS電気としては売れ筋プリンタとは一線を引いてしまったMDシリーズの売り上げという現実の数字に翻弄されたのだろう。確かにメーカーとしては売れなければどんなに機能的に優れていても失敗作となってしまう。インクジェットプリンタ全盛期の現代においてマイクロドライ方式という同社のプリンタは支持されなかったということだ。しかし、MDシリーズは他のインクジェットプリンタとは異なる様々な特徴を備えていた。それらは時として誤解を生んだりしていたことも確かだ。Tシャツなどへのアイロンプリントやプラモデルなどに貼るデカールプリント、白、金、銀といった特色カートリッジ・・・他のプリンタでは絶対に表現不可能なプリントアウトは賞賛に値するとさえ思っていた。いい物は売れるとは限らないという典型的な例と言ったらALPS電気に失礼だが・・・。しかし現実はさめた結論を導いてしまった。だが、それはあまりにも悲しい気がしてならない。ここは一つ在庫のあるうちにUSBタイプのMD5000でもゲットしておくかという事が突然頭の中に走った。 |
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2000/12/22
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