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| ●PageMakerの立場 |
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InDesign日本語版がリリースされた時、誰もがPageMakerからの乗り換え優待を期待していた。かくいう私もその一人である。Macintosh版とWindows版の両方を少ない出費でInDesignにすることが可能だからだ。このPageMakerからの乗り換え優待は確かUSAでは行われていた(少なくとも何も無かった日本とは違いAdobe製品ユーザーにはなんらかの特典があった)のでソレは必ず行われると信じていた。しかし、それは儚い夢に終わった。かくして私のWindowsマシンにはいまだにPageMakerがインストール(流石に頻繁にページレイアウトを行うわけではないので、InDesignはMacintosh版だけを購入した)されている。ところで、先頃PageMaker7.0日本語版がリリースされた。『PageMakerは消滅せず生き残るからこそ、乗り換え処理はなかったのだろうか』という結論で、私の中では括ろうと思ったが、次の瞬間、なにやら複雑な心境になってしまった。InDesignがプロ用であり、PageMakerがフェードアウトしないのであれば、ビジネスソフトとしての位置づけは当然なのだが、それまでプロ用として使ってきた私にとっては辛い軌道修正である。特にWindows環境では圧倒的な支持を受けていたプロ用ソフトとしてのPageMakerは突然ビジネスソフトになってしまったのである。プロ用かビジネス用かという冠は実際の仕事には無関係なのは理解しているつもりだ。しかし、ステータスというものは消えないのではないだろうか。いや、使い手のプライドと言ったほうが正しいだろうか。もちろんアドビシステムズの戦略的なことを私が理解しているわけでもないし、とやかく言うつもりはない。ただひっかかるのは、『今までプロ用として販売してきたソフトをビジネスソフトにシフトさせる以上は、同社のプロ用ソフトへの優待の道を示してもいいのではないだろうか』という点である。プロ用の道具して仕事に活用してきたユーザーへの仁義は守られなくてはならないように思う私は古いタイプだろうか? |
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2001/10/24
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