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●秋刀魚三昧の日々

私は秋刀魚や鰺、鰯、鯖といった、いわゆる青魚が好きだ。ただし刺身は食べられないので、焼き魚となってしまうが、それでも季節にはほとんど毎日食べているような状態だ。最近は案外近場の普通のスーパーでも鮮度のよいものが手にはいるようになった。数年前には考えられなかったことだが、食材に対する拘りが浸透した結果かも知れない。多少高くても安全な物がよいという流れである。そして輸入品と国産品の立場がね例の牛肉事件で逆転してしまったのは洒落にならない。ただし、野菜類はまだ国産に安全性という意味では勝ち目がありそうだが、これとてどう逆転するかわからない状況下も知れない。我が家では出来るかぎり生産者の顔が見える食材を盛況なラディッシュボーヤなどから宅配で購入している。開けてみないと何が入っているかわからない場合が少なくないが、それもまた一興というものだろう。そこには忘れかけていた匂いの野菜達と葉を食べ散らかしている虫たちまでおまけでついている。一度は大きな芋虫まで入っていたことがあった。無視が食べないものを食べていたのが我々である。もちろん私が手にしている物は完全な無農薬ではない。限りなくゼロに近いか、あるいは低農薬というジャンルのものだ。なにはともあれだれがどこで農薬をどのていど利用してつくった作物か?という表示が全ての食材に表示されるのはいつのことだろう。ただ、昨年の雪印事件のように表示を改竄して再出荷していたりされると消費者はお手上げである。お互いに信じているから成り立っている社会ということを時々忘れている方がいるが、それが食材を販売するメーカーだたりすると洒落にならないのは言うまでもないことだ。ところで、米国では妊婦は魚を食べないように行政指導があるとか。日本ではとっくの昔に忘れられてしまったPCBへの恐怖感からだそうだ。我が国では1972年より製造も販売も禁止されているが、ルールを守っている国だけが使っているわけではないからだ。更に不法投棄という現実も無視できない。やっぱりまとに食べられる食材は既に世界中のどこにも無いのかもしれない。

2001/11/20


このコラムは私自身の体験等を整理したもので、内容を推奨・保証するものではありません。






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