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●9人目の女帝天皇は?

12月1日、暗い世相に光が差し込んだかのように、皇太子妃殿下雅子さまが女児をご出産された。それに伴い、にわかに内親王が即位するか否かの問題が再びローズアップされた。個人的には女帝に異論はまったく無い。なによりも既に我が国では何度も女帝を経験している。歴代の女帝天皇は次のように10代となっている。まず、飛鳥時代の推古天皇(33代)に始まり、奈良時代の皇極天皇(35代)/斉明天皇(37代)・持統天皇(41代)、元明天皇(43代)、元正天皇(44代)、孝謙天皇(46代)/称徳天皇(48代)、江戸時代の明正天皇(109代)、後桜町天皇(117代)[桜町天皇(115代)の第二皇女、桃園天皇(116代)崩御の際、儲君英仁親王(後桃園天皇)成長までの中継ぎとして践祚(せんそ)]と続き、後桜町天皇(117代)が最後の女帝天皇となっている。しかし、斉明と称徳は、重祚(退位した後に再即位する)天皇であり、皇極と孝謙も同一人物であるため、実際には8人の女帝と数えるのが一般的だ。なお、仲哀天皇の皇妃とされる神功皇后を女帝とする学説もあるようだが、明治以降、神功を歴代に数えなくなっているので一般的には考慮しなくてよいだろう。さて、話を戻すと歴代の女帝は、初の女帝天皇である推古天皇[欽明天皇(29代)の皇女で、用明天皇(31代)の同母妹であり、異母兄である敏達天皇(30代)の皇后となり、竹田皇子を産むが呪詛され、異母弟の崇峻天皇(32代)が暗殺されたのをうけたことにより、聖徳太子を執権に据え即位]からドロドロとして政のうねりの中で弄ばれた事は否定出来ない。また、いつ頃からかは不明だが女帝天皇は生涯未婚で通さねばならなかったそうだ。もちろん今は昔の話だが・・・。

2001/12/03


このコラムは私自身の体験等を整理したもので、内容を推奨・保証するものではありません。






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