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| ●初めて入るミステリアスな隣町 |
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大田区に来てから既に17年ほどたつだろうか? かつて電車でクライアントの所まで毎日のように通うために利用していた駅の反対側というものを私はまったく知らなかった。当然、頭の中では『まっすぐに歩いていけば多摩川に出る』ぐらいの認識しか無かった。で、今日(9日)は所用のためにその駅近辺に出かけたついでに、散歩をしてみることにした。ところが一歩その町に入るし、まるで『千と千尋の神隠し』のような雰囲気と言ったらだいぶオーバーだが、どうにも理解できない・・・説明出来ない不可思議な空気を感じた。『いったいこの空気はなんなのだろう?』・・・完全に『知らない怪しい町の匂い』である。町には『知らない町』と『懐かしい町』の二通りがある。『懐かしい町』とは初めて訪れたのに妙に居心地の良い町の事だ。逆に『知らない町』は何度訪れても落ち着かない町のことだ。もうこうなったらキョロキョロとお上りさんモードになってしまう私である。そうこうしているうちに、ここを上れば多摩川という土手ということろまで行き着くと、数人の中学生が弁当を食べていた。と、次の瞬間、その中の一人が私に突然挨拶をしたのである。見覚えのない中学生の顔を見た私は、瞬間、何が起こったのか理解出来なかった。しかし・・・ほどなく知人の息子さんであることを知った。彼は小学校低学年の頃から知っているし、5月にも会っているのだが、発育盛りの子供の顔は毎日のように変化しているので、瞬間理解出来なかったわけだ。こんなところで会うとはお互いに想像もしていなかったのでびっくり仰天してしまった。目の前の高校で行われていた模擬テストに参加しにきたのだそうだ。そう言えばこの高校も見るのは初めてである。なんだかそんな些細なことが凄く面白く感じる今日この頃である。 |
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2001/12/09
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