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●武器よさらば

バリ島で発生した爆弾テロに同調するように東南アジア各地でテロまがいの事件が相次いでいる。そんなニュースも日本は無関係と感じている人が大多数だったはずだ。しかし、蓋を開けてみれば何十発、いや何百発?の核弾頭が日本狙っている事実が発覚した。一歩間違えれば日本そのものが消滅してしまう状況を我々は脳天気にも何年も知らずに過ごしてきたわけである。個人間の争いでも、相手が覚醒剤か何かでラリッてしまってから突然目の前に刃物か何かを持って現れたりしたら、話し合いなど成立しないから逃げるが勝ちだ。だが、もし隣にラリッてしまっているらしい国があったとしたらどうだろう。そして、世界一平和だと自負していた国が、実はラリッている国からやってきた人さらいと、その協力者の溢れる無法地帯であった事実を知った時、平和主義を唱える文化人や政治家の誰が嘘つきであったかが見事に露見してしまった。もしかしたら、ほんの些細な外交の失敗が引き金となり、日本は何度も消滅していたかもしれないと想像すると恐怖心を通り越し、ラリッている国を賛辞し、野放しにしてきた人々に怒りを覚える今日この頃である。武器と兵器は映画の中だけの虚構となる日はくるのだろうか。なんだか未来永劫絶対に来ないような気がして、暗い気持ちになってしまった。

2002/10/23


このコラムは私自身の体験等を整理したもので、内容を推奨・保証するものではありません。






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