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| ●大河ドラマ【利家とまつ】 |
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今年の大河ドラマは賛否両論が渦巻き視聴率はそれなりに確保されていたようだ。では何が賛否両論なのかというと、主役を含めた配役に対する評価vs史実歪曲とご都合主義といったところだろうか。確かに史実に詳しくして貰いたいと思う私にとっては、いくらなんでも凄すぎないかというシーンが多過ぎた。でも、あくまでもドラマであり、今年は特に戦国ホームドラマという括りを大切にしたシナリオであったので、アレもまた良しなのではいう気持ちに私は傾いていた。ただ、随所に史実では既に他界している人が出てきたり、必要以上に利家を善人扱いしたために、整合性のとれなくなって少々苦しい場面を作らざるを得なかった回が多々あったのではないだろうか。今の価値観では非情な行為であったとしても、当時の情勢ではそれが正義である場合が少なくない。そんな意味では、2000年の葵三代や、1997年の毛利元就、1987年の独眼流政宗などは、非情な表現をしっかりと描いていたように感じている。それらのイメージがあまりに強すぎてしまったために私としては、今回の利家とまつは甘ったるいホームドラマでしかなかった。もちんそれは意図されたものであり制作者側としては成功したことになるのだろう。まっ、いくらドラマとは言え、細かいことを上げていったらキリがないが、別の観点から見ると、何度もコラムネタにしているように、今年の大河ドラマの人気者は、主役の二人ではなく、佐脇良之役の竹野内豊と、豊臣秀吉役の香川照之さんてあることが統計で表されたようだ。私も同感である。更に織田信長役の反町隆史さんも株を上げたのではないだろうか。逆に、利家の子供である利長よりも年下であるはずの上杉景勝役の里見浩太朗さんのキャステイングの意味が分からなかったのと、井口太郎左衛門(丹波哲郎)と、うめ(赤木春恵)の年齢設定がよく分からない点が気がかりだったりした。でも、テーマ音楽は独眼流政宗と並ぶ名曲だと思うし、なにより最終回はストーリーも判っているのに涙腺の弱い私は目が滲んでしまった。まだ見ていなかった方ねも、総集編で一気に見てみるのも面白いかもしれない。最低限の歴史の勉強になることは確かだからだ。 |
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2002/12/16
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