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| ●外交官が犠牲になった |
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遂に外交官が射殺されてしまった。テロの痛ましさは今にはじまったことではないが、やり場のない怒りがこみ上げてきた。言葉は悪いが、これも、紛争地へ支援に行く人々に丸腰を要求する馬鹿げた発想の延長上で発生した事件ではないだろうか。赤十字(システム諸国では赤三日月なのだそうだ。十字はキリスト教のシンボルである)ですら異教徒として標的となるイラクで、自衛隊であろうと米兵であろうと民間人であろうと異教徒は敵としてしか見ていないテロリスト達がいることの事実をもっと冷静にみきわめなくてはならないだろう。米軍が攻撃したことが問題なのかも知れない。だとすると、毎日数十人が時の権力者の意に反したというつまらない理由で処刑されていたことをどのように正統化させたらいいのだろうか。内政干渉ということか? この問題はイラクが元気に自力で復興して数年たたにないと出ない答えのような気がする。とにかく話せば解る状況ではなくなっているのは数十年前からだ。難しい問題である。もちろんイラクの人々の大多数はテロリスト達とは無縁である。しかし、そこで支援活動を行っている外国人にとっては周りは皆敵に見えるのかも知れない。アフガニスタンとて同じであろう。かつてのベトナム戦争や日中戦争も似たような状況だったはず。正式の軍人ではないゲリラとの戦いではこちらは丸見えにもかかわらず相手は見えないというストレスは相当なものだろう。そうした異常な状況下で悲劇ともいえる事件は発生してしまうのではないだろうか。悲しい現実である。もちろんそんな状況に至らない道を模索することが大事なのは当たり前だ。しかし理不尽を通り越した馬鹿げた要求を平気な顔で突きつけるワケノワカラナイ国も確かに存在している。そういった狂った国が突然ミサイルを打ち込んできたらどう対処したらいいのだろう。それでも冷静になって今まで通りに話し合いをしたらいいのだろうか。個人的な関係であれば、イカレタ友人には近づかないことで問題は回避出来るが、国家間ではそうはいかない。それぞれの国の未来は隣国の状況に大きく左右されてしまうのはどこの国でも同じである。隣国に恵まれていない我が国は、諸外国の数倍の外交努力が必要ということではないだろうか。今ココで後ずさりすれば永遠に国際社会での信用を失墜させてしまうはずだ。復興活動中、志し半ばで命を落としてしまった全ての国の方々のご冥福をお祈りしたい。 |
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2003/12/02
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