1416

●ゴジラは永遠だ〜

ゴジラと言ってもヤンキーズの松井選手のことではない。日本が世界に誇る怪獣ゴジラである。2日、東京12チャンネルで釈由美子さんが機龍隊としてメカゴジラを操縦する作品がオンエアされていたので録画して見入ってしまった(実は松井選手も出演している)。2002年の作品である。恐らく最新作の宣伝を兼ねてのテレビ放映だろう。しかし、このシリーズ辞退は賛否両論あるようだ。SFがチャチイとか、ネタが無いとか数えだしたらキリがない。しかし、ゴジラ映画はソレだけでもうOKだといいたい。特に平成以降に作られた作品には秀作が多いと思うが、今回の作品はファン心理をくすぐるキャスティングが嬉しい。その中でも東宝特撮映画永遠のヒロイン・水野久美が前総理大臣/柘植真智子というのがイイ。こういったキャスティングで最高だったのが、1954年の第一作【ゴジラ】に平田昭彦演じる芹沢博士(実は今回の作品にもチラッと出ている)の恋人である.山根美恵子を演じた河内桃子が、同じ役柄で1995年の【ゴジラVSデストロイア】に出演(残念ながらこの3年後の平成10年に66才という若さで他界されてしまった。出来ればこれからも最新作に.山根美恵子として出演して欲しかった。)していたことだろう。しかもちゃんと芹沢博士も写真で登場していた。今回見た【ゴジラ対メカゴジラ2002】でも随所におもしろいキャスティングがあったり、細かい部分の現実感描写が面白く、ファンとしては楽しい時間を過ごすことが出来た。ところで日本の映画シーンは世界の中でもある意味屈折しているのだそうだ。それは戦争映画に背を向けている点である。戦争イコール全てが悪という妙なイメージだけが一人歩きしてしまったためなのだそうだ。その鬱積がアニメや怪獣映画に流れ込んでいるのだとか。確かにアニメでは複雑なストーリーと戦闘シーンは欠かせない。アメリカで言うと西部劇はインディアンの扱いに困るためにタブーとなり、SF映画でエイリアンを倒す方向に走ったそうだ。なにやらそんなことを考えていたらタブーを作った方が面白いような気がしてきた。ソフトウェアも制限のあるもののほうが工夫したりする余地があって楽しいのと同じように。ところで最新作では中尾彰演じる五十嵐隼人総理を筆頭に政府関係者は概ね同じ方が演じているようだが機竜を操作するのは釈由美子さんではない。冒頭で解説でも入るのだろうか?


2003/12/10


このコラムは私自身の体験等を整理したもので、内容を推奨・保証するものではありません。






このサイトの全ての著作権は海津ヨシノリに帰属します。
このサイトの全てのデータの無断使用、転載、改竄、出版などを禁止します。
The copyright of this web site to Yoshinori Kaizu. Unauthorized copying, reprinting, sales, or
redistribution of any kind a strictly prohibited unless otherwise permitted by Yoshinori Kaizu.
(C) Yoshinori Kaizu. All Right Reserved.