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●タブレットPCで遊ぶ

26日、打ち合わせで新玉川線の用賀駅(どこへいったかバレバレ)に向かった。不思議なことに用賀の駅を利用するのはこれが2度目である。しかも地下街は初めての体験。実は地下鉄が出来るはるか昔にはこのあたりに時々出没していたりしたのだが、まるっきり景観がかわってしまったのでもう完全に別世界である。それは二子玉川園界隈と同様である。開発が進んで便利になるのは大歓迎だが、と、北欧などで何十年も変わらない街並みというものにもあこがれがあったりする。第二次世界大戦で破壊された街並みのレンガを一つづつ戻して修復した町もあるそうだ。そういった文化が日本には欠如しているような気がする。そんなことを思い浮かべた。いや用賀の話ではなく、たとえば京都のような古都の話だ。で、話を戻すと生まれて初めて本格的にタブレットPCを使い込む機会を得たのである。使用したのは東芝のマシンであったが、とにかく想像以上に使いやすいのには驚いた。ちょっと本気で色々なメーカーの製品をショップなどで嫌がられるほど試してみたくなった。しかし、メーカー各社はタブレットPCの位置づけをビジネスユースに絞っているのが妙に気になる。それは絶対に大きな勘違いであり間違いだと直感した。このスペックなら充分にアイデアを練るスケッチブックやメモ帳として、クリエーターのわがままをデジタル化されせてくれることを確信した。そういった意見は意外と多いのに、相変わらずクリエータ系へのアプローチが薄いのはメーカーの屈折した価値観かもしれない。どんな製品もそうだが、必ずしもメーカーで開発、設計に携わっていた方達の思惑通りにものが売れるわけではないのである。少なくとも1社ぐらいはクリエーター系に少しは目を向けてもいいのではないかと感じた。プロのクリエーター系だからと言ってフルスペックの高機能でなければならないという古都はまったくないのである。クロッキー帳にラフスケッチを描くときに絵の具がいらないように。でもね通常のパソコンですら、相変わらず時代遅れのマウスが標準添付されているわけだから、タブレツトPCに注文を付けるのは太平洋に石を投げるようなモノかも知れない。ということで来年以降のリリースが控えている次のタブレットPCがどんな展開になるか色々な意味で興味津々だ。


2003/12/27


このコラムは私自身の体験等を整理したもので、内容を推奨・保証するものではありません。






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